仔牛を育てるために

SUSTAINABILITY

道産の仔牛が全国で肥育されると地域によって肉味が違うのは何故なのか?
株式会社渡辺農場では質のいい肉牛を育てるために研究を重ねました。
行き着いたのは徹底的な衛生管理と独自開発した発酵飼料でした。
また牛たちにとってはもちろん、人にもストレスフリーな環境作りは生産効率を高めています。

1. 衛生管理について
徹底した衛生管理を保ち、牛舎内では牛床に入る長靴と餌槽スペースに入る靴を履き替えています。獣医や訪問者の方々は長靴と白衣を貸し出し。消毒槽や長靴洗浄器も設置しています。
哺育舎の石灰散布を​月に一度実施しております。石灰には細菌やウイルスなどの病原菌、カビ・ダニなどの防除効果があります。また環境中の湿度を抑え、肺炎予防効果を期待できます。
2. 牧草について

当農場は昭和38年より、本州の競馬場や育成場へ貨車で販売していた歴史があります。南は九州の鹿児島県まで全国の競争馬へ提供していました。
その後、輸入牧草の流通が多くなり和牛へとシフトして来ました。しかしながら現在でも地元の馬牧場やベット用の牧草販売しています。

春の農作業は肥料散布からはじまります。

1番収穫は6月から、2番収穫は7月末から、3番収穫は9月末から、モアコンは6.8m刈りを使用しています。
150haの草地をオペレーター3人で収穫します。牧草ロールのサイズは175センチにもなります。
牧草の乾草は水分10%以下に調整し収穫します。11月から堆肥散布が始まります。マニアスプレッターは12tと15tの積載量です!
3. 設備紹介
分娩室
ストール牛舎